ページ

アン・ハサウェイの『I Dreamed a Dream』

Les Misérables - TV Spot: "I Dreamed a Dream"

アン・ハサウェイの『I Dreamed a Dream』。

He took my childhood in his stride でアンのファンティーヌは感情をあらわにする。
そして感情の爆発は
So different from this hell I'm living
So different now, from what it seemed
まで続く。

素晴らしい歌と演技だ。
だが、アンの恐ろしいのはここからだ。

Now life has killed the dream I dreamed

この節でファンティーヌの表情は一変する。
悲しみ・怒りから毅然とした表情に。
それが意味するのは、何をしてでもコゼットを守りぬこうという決意だ。
つまり、通常悲嘆の歌である『I Dreamed a Dream』をアンは決意の歌にしている!
悲しみを徹底無視するスーザン・ボイルもすごいけど、アンはアクトレスとしての異なったアプローチをしている。

坊主になった!奥歯を抜いたように見える!悲しみに満ちたファンティーヌだ!という部分のみクローズアップされているけど、それだけではない。
アカデミー助演女優賞受賞も納得だ。このパートの前の『At the end of Day』、後の『Come to me』も心をえぐられるような演技なのだから。

おまけに舞台では『I Dreamed a Dream』は『Lovely Lady』の前なのだから、アンの真似は誰にもできない。

Let it goの多言語版のビハインドザマイク版

アナと雪の女王。
イディナ・メンゼルの歌はいい。
日本でもメジャーになった。
嬉しい。

Let it goの多言語版も評判になった。
Disney's Frozen - "Let It Go" Multi-Language Full Sequence

そのビハインドザマイク版を発見。
Let It Go - Multi--language "Behind The Mic" version (from "Frozen")

アニメもいいけど、各国を代表するアクトレスたちが歌っているシーンはいい。
表情豊かだ。

フランス語とカナダフランス語を担当しているAnaïs Delvaはフランスのミュージカル女優。
ドイツ語とオランダ語を担当しているWillemijn Verkaikはオランダ人。ブロードウェイとウェストエンドでウィケッドのエルフィーを演じている。